石薬師寺は、三重県鈴鹿市石薬師町にある真言宗東寺派の寺院
神亀3年に泰澄が当地で巨石の出現を見て薬師如来の示現と悟り、
草庵を設け供養したことが開創とされ、
弘仁3年に弘法大師が巨石に薬師如来を刻み開眼法要を行い、
嵯峨天皇が勅願寺として荘厳な寺院を建立したと伝えられています。
天正年間の兵火により焼失し、
寛永6年に神戸城城主・一柳監物が諸堂宇を再建して、
現在の本堂はこの時のものであると言われています。
境内は、緑が多く春は桜、初夏は新緑と紫陽花、秋は紅葉と四季折々が
楽しめる静かなお寺です。撮影日は2022年4月