撮影年月日2021.2.16 撮影機材CANON EOS-R5
初めて、地元以外の桜の撮影した場所が、春早い伊豆の河津桜でした。また、現在メインで撮影しているカメラCANON EOS-R5の初撮影でした。
快晴の日を狙ったのですが、早朝現地に到着すると暴風状態でしばらく撮影できませんでした。風が多少収まり撮影したのですが三脚が揺れてしまい、無理やり手で押さえて撮ったのですがブレがひどくて映像は使えないかと思いましたが、ソフトで修正してどうにか見れるようになりました。
早朝に出発し7時には到着したのですが、撮影は8時からになりました。日帰りだったので、午後1時過ぎには撮了としました。帰りは夜になり疲れ果てましたが、帰りに下田付近をドライブ出来て良かったです。
本州一の早咲きの桜として知られる「河津桜」です。例年2月上旬頃から開花し、約1ヶ月ほど楽しむことができます。花は濃いピンク色で、ソメイヨシノなどと比べてハッキリとした色合いで、とても綺麗です。
名前の通り、河津町はこの河津桜発祥の地で、河津川沿いの約3キロの堤防には約800本ほど、町全体では約8000本の河津桜が咲きます。
例年、河津桜が開花している時期の約1ヶ月間に「河津桜まつり」も開催され、露店なども数多く出店しています。この河津桜まつりは、毎年100~200万人ほどの観光客が訪れる伊豆有数の一大イベントとなっています。
開花予想が難しく毎年かなりのズレがある河津桜ですが、開花期間が長めの桜なので、来訪予定を立てやすい桜です。また、休日には周辺の道路が渋滞するほど混雑しますが、臨時駐車場も数多く用意されているので、駐車場に困ることはあまりありません。
河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃の2月のある日河津川沿いの冬枯れ雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけて、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花がみられ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けて近隣の注目を集めました。伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献しています。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や河津町等と、この特徴ある早咲き桜について調査をし、この桜は河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。カワヅザクラはオオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されています
河津桜の由来
河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
河津桜の特色
落葉高木、樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢があり、若枝は褐色、無色。葉は開花後に展開する。成葉は倒卵状楕円形で先は尾状鋭尖形、基部は円形、長さ12.5~15.0cm、巾6.0~6.8cmで厚い。縁は単鋸歯だが、重鋸歯が混じり、鋸歯の先は芒状、腺はない。表面は濃緑色、裏面は淡緑色、両面ともに無毛。側脈は約10本。葉柄は長さ2.0~2.2cmで無毛、上部に一対の蜜腺がある。托葉は長く、分岐多い。(日本サクラの種・品種マニュアル(財)日本花の会)