●画家名:東山魁夷
●作品名:春静(はるしずか)
●絵のサイズ:W45,5×H33,3cm
●額装サイズ:W69×H57cm
●版画の技法:木版画
●サイン:東山魁夷の朱落款
●納期:7日
東山魁夷さんが木版画で制作した和の桜の絵「春静」は、1982年にホルプ出版よりリリースされた木版画です。
本作品はレギュラーエディション450部の中の一点です。
この木版画の彫りは、文部省認定の浮世絵彫擦技術保存協会理事の伊藤進さん、摺りは同じく文部省認定の浮世絵彫擦技術保存協会理事長の梶川芳雄さんという、この当時最高の技術を持った布陣で制作されました。
また用紙には特製越前生漉奉書という国指定重要無形文化財の和紙が使われています。
この和の桜の絵の木版画「春静」は、1968年に描かれた同名の日本画の絵画を原画として制作されました。
現在、この日本画の絵画「春静」は、山種美術館に収蔵されています。
この和の桜の絵は、東山魁夷さんが京都市北区の鷹ヶ峰の風景を取材して描いた作品です。
鷹ヶ峰は現在は静かな住宅地で、かつて書家で陶芸家の本阿弥光悦がひらいた光悦村のあった場所です。
東山魁夷さんの画文集には次のようなコメントが添えられています。
「鷹ケ峰のおおらかな稜線が、力強く空を截る。 濃緑の山に向かって一本の桜樹が、春の日の静けさに白く匂っていた。」
また別の自叙伝には「鷹が峯の勁く、おおらかな稜線は、光悦、宗達を想い起こさせる。濃緑の山に対して私は一本の桜を白く配した。」
東山魁夷さんのこの絵に対する思い入れが伝わってくるようです。
この和の桜の絵の木版画は、東山魁夷さんの監修の下に制作された生前作です。
亡くなられた後に、東山すみさん(奥様)監修の下に制作された復刻版画とは全く違うものです。
制作されて30年以上経過していますが、シミや焼け、波うち、色落ちなど一切ない完璧な保存状態です
今現在のマーケットで、これほど完璧な保存状態の木版画「春静」は、まず存在しないと思います。
東山魁夷さんのコレクターや、和風の美しい桜の風景画をお探しの方にはぜひお奨めしたい逸品です。
https://motokawa.com/han/h-1038.html
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